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子供の野菜嫌いを親目線で考察してみた

子供の野菜嫌いを親目線で考察してみた

子供が野菜をたべてくれない!

子供はなぜ野菜を食べないのか。

そんなお悩みを持つお父さん、お母さんは多いのではないでしょうか。

 

筆者にも子どもが三人いますが、なかなか子ども達が野菜を食べてくれません。
親としては好き嫌い関係なく食べてほしいものです。

 

さて今回は、そんな全世界の親御さんの悩みについてお話ししてみたいと思います。

 

  1.  野菜摂取不足が子どもの成長にどう影響するのか?
  2.  子供が野菜を嫌いな理由
  3.  野菜が嫌いな子供にウケる簡単な野菜レシピ

 

◆実に9割の子供が野菜摂取不足

こんな衝撃の数字があります。

なんと、子供の9割以上が一日の野菜摂取量が不足しています。(※2017年にカゴメが調査)

年齢によって適切な摂取量は変わりますが約 300gが子供にとって理想的な摂取量とされています。

例えばステーキで考えてみてください。かなりの量です。

大人である私たちですら食べられていないような量を

自分の子供がこれだけの野菜を食べられているか・・・

結果は言わずもがなです。

 

野菜摂取不足が子どもの成長にどう影響するのか?

先ほど述べたように、

現在、日本に子供の9割以上が野菜の摂取不足と言われています。

野菜の摂取不足から子供の成長にどのよな影響を与えるのか見ていきたいと思います。

・ビタミン

野菜にはたくさんの量と種類のビタミンが含まれています。

野菜に含まれるビタミンは、集中力の継続、免疫力や代謝力を高めてくれます。

そのビタミンが不足が続いてしまうと、イライラしたり集中力が続かなくなり、免疫力が低下します。

免疫力が低下すると、体調の低下の原因にとなります。

 

・食物繊維

次は食物繊維についてみていきましょう。

食物繊維は腸内環境を整えてくれます。食物繊維の不足が続くと、腸内環境の悪化により便秘の原因となります。便秘になると代謝力が低下し、代謝が低下すると成長期に重要な骨や筋肉など体の発達不足につながっていきます。

代表的な栄養素である、ビタミンと食物繊維を取り上げましたが、その他にも野菜不足による悪影響を及ぼすことがあります。

 

子供が野菜を嫌いな理由

ここからは個人的な考察になりますが、

子供が野菜が嫌いな一つの大きな要因として、『苦味』だと考えます。

苦味のある野菜はたくさんありますが、代表的な野菜として、また、多くの子供が苦手な野菜として挙げられれるものが『ピーマン』です。

「どうしたら不人気のピーマンを食べてくれるか」

野菜嫌いの子どもに対して、色々な工夫をして食べてもらおうとしている親御さんは多いと思います。

私自身もその一人です。

 

③ 野菜レシピ(ピーマン)

それでは、ここからは私が実際に家庭で試みている、

代表的な嫌われ野菜である「ピーマン」を美味しく食べてくれる方法をご紹介します。

・冷やしピーマン

これは超簡単にできます。

ピーマンを縦に好きな大きさに切る。

切ったピーマンを氷で冷やす。

(完全に私見ですが、氷で冷やした方が、苦味を感じにくい気がします。)

 

・塩昆布と無限ピーマン

ピーマンを縦に千切りする

② ごま油でピーマンを炒める。

③ 塩昆布を加えて味付けする。

 

・ピーマンに煮びたし

ピーマンを縦に4等分に切る。

ごま油でピーマンを炒める。

程よく焦げ目がついたら、醤油とみりんと酒と水 1:1:1:2を加えてひたっとするまで炒める。

 

④ 鰹節をかけて出来上がり

 

その他にもハンバーグなど混ぜてみたりと、子供の好きなものに混ぜてみたり、

ピーマンは繊維が縦に通っているので、縦に切って苦味を感じにくいようにしたり、一度油に通すと苦味が減ったりと、調理方法で工夫するときもあります。

また、ピーマンのヘタが五角形のものより、ヘタが六角形のものの方が、栄養も多く、甘いと言われているので、購入する時にヘタをみて購入したりしています。

 

④最後に

今回は、親目線としての私の意見で
子どもの野菜摂取不足を防ぎたいというテーマで、苦手な野菜(ピーマン)を食べてもらう方法をまとめてみました。

今回はピーマンの克服方法でしたが、
今後その他の野菜の工夫の仕方もまた紹介していきたいと思います。

皆さんも子供にたくさん野菜を食べてもらい、野菜不足を解消して健康的な身体作りをし、良い生活習慣に変えていき、子供との生活を楽しみましょう。

苦手な野菜を克服し、1種類でも好きな野菜を増やしていく事で、子供の野菜不足を解消する事ができると嬉しいです。
それを出来るのが親を含めた、周りの大人の役割ではないかと感じました。

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