車載した田植え機を確実に固定するロープワークとは?
車載した田植え機を確実に固定するロープワークとは?
みなさんこんにちは!
ASOBI農園のこーちゃんです!
今回も前回に引き続き、農機具についての記事を書いていきます。
前回の「田植え機の車載の仕方」はご覧頂いたでしょうか?
この方法を使えば、
安全に田植え機を軽トラに載せることができるのですが、
それでいざ出発!になるかとまだ不安なポイントがあります。
そう!
田植え機を軽トラに固定していないからですね…。
今回はその田植え機を例に、
車載した農機具の軽トラへの固定の仕方・ロープワークをお伝えしたいと思います。
また、
こちらの記事の元となっている動画の方も是非ご覧ください!
それでは、やっていきましょう!
◆--目次------------------------------◆
・タイヤの固定手順
・後方部の固定手順
・逆のタイヤの固定手順
◆--------------------------------------◆
準備するのは
20mのロープ1本になります。
①タイヤの固定手順
まずは、
ロープの端の輪っかを軽トラ前方のフックに引っ掛けます。
その次に、
伸ばしてきた紐を下に2度巻き付け、画像のように2回クロスさせましょう。
次に田植え機のタイヤの2時と10時の方向に被せるように引っ掛けていきます。
結び目はタイヤの車軸の中心に合わせます。
ここまでできると、次に行なっていく結び方というのが「南京結び」になります。
まずは左手でロープを固定し、
右手で持つ方のロープで小さく円を作ります。
その右手の輪をを左手で持っているロープの下に潜らせ、下にできた大きいリングで巻き付けていきます。
右側を跨ぐようにかけていくのがポイントです。
そうすると、
下のリングが一段階小さくなったかと思いますので、もう一度同じ手順で跨いでかけていきましょう。
そうするとさらにもう一段階輪っかが小さくなったかと思います。
それを反転させクロスを作ります。
そうして出来た輪っかに後ろからロープを通していきましょう。
こうしてできる輪っかは自由に長さをを変えていけると思いますので、どんどん伸ばして軽トラの後方のフックに引っ掛けます。
最後に逃げている部分を引くと、どんどん絞まっていき固定されていきます。
十分に引けたなというところで、
後方に逃げたロープを指で固定し、もう一度クロスさせてフックに引っ掛けます。
丁度ロープを挟みこむ形になるかと思います。
かなり頑丈に固定がされているので、
外すときに大変なんじゃない?と思う方おられると思うのですが、外す時は最後に作った輪っかを解くとスルスルーっと緩んでくれます。
②後方部の固定手順
これで左側の固定が完了しましたので、続いて後ろ側に進みます。
このタイプの田植え機はスキーが荷台のあおりの上に乗っかっていますので、スキーの上からフックという風にロープを運びます。
そうすると、
今回は田植え機本体中心に固定用のフックがあるので、そこにロープを2回クロスさせていき、ロープの逃げ道をなくしましょう。
では先程の南京結びをしていきましょう。
今度は荷台の左後方をスタート地点にして固定していますので、右後方をゴールに固定していきます。
③逆のタイヤの固定手順
最後に右側の固定です。
先ほどと同じようにスキーの上に上を一度通し、
荷台後方から前方にかけてのロープワークになります。
タイヤの2時と10時に引っ掛けて...と左側と同じ要領で進めていきましょう。
固定が完了して余ったロープがあれば、最後の地点で巻き付けて走行中に車外に垂れないようにします。
これでロープワーク完了です!
しっかり固定されているのでしょうか…?
記事だと分かりにくいのですが、
田植え機のタイヤを持って動かしてみても連動して軽トラが動くぐらいしっかり固定されました。
これなら万一の急ブレーキでも安心ですね!
いかがでしたでしょうか?
今回は、
田植え機を用いて車載、荷締めの方法と2つご紹介させていただきました。
これと同様の手順・結び方を覚えておくと、耕運機や管理機といった他の農機具を運ぶ際も一安心かと思います。
近場までの移動だからと油断せずに、しっかり固定して事故・怪我のないように農業を楽しんでください!
それではお付き合いありがとうございました。
ASOBI農園のこーちゃんでした!
【参照動画】
車載した田植え機を確実に固定するロープワークとは?→https://www.youtube.com/watch?v=Yh607WKypRU
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