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農業の基本

食料自給率

食料自給率

日本は食料自給率が低い

よく聞く言葉ですが、

実際どれぐらい低く、低いと何が悪いのか、どのような影響が出るのか、

毎朝の日課、逆立ちをしている時にふと思いましたので、

今回は食料自給率についてご説明致します。

1. 食料自給率とは

食料自給率とは、国内の食料消費が、国産でどの程度賄えているかを示す指標です。

その示し方については、単純に重量で計算することができる品目別自給率と、食料全体について共通の「ものさし」で単位を揃えることにより計算する総合食料自給率の2種類があります。このうち、総合食料自給率は、熱量で換算するカロリーベースと金額で換算する生産額ベースがあり、2つの指標とも長期的に低下傾向で推移しています。

2. 食料自給率の推移

我が国の食料自給率は、自給率の高い米の消費が減少し、飼料や原料を海外に依存している畜産物や油脂類の消費量が増えてきたことから、長期的に低下傾向で推移してきましたが、カロリーベースでは近年横ばい傾向で推移しています。

先進国と比べると、アメリカ130%、フランス127%、ドイツ95%、イギリス63%となっており、我が国の食料自給率(カロリーベース)は先進国の中で最低の水準となっています。

3. もし輸入が止まったら

輸入に頼りすぎている日本、

輸入農産物の生産に必要な農地は我が国の農地面積の約2.5倍に相当する農地を海外に依存した形になっています。

仮に不測の事態が発生して食料輸入が途絶するなどの事態になった場合、肉類や野菜から、熱量効率の高いいも類等の作物に転換することで、国内生産のみで国民1人1日当たり2,020kcalの熱量供給が可能であるとの試算結果があります。この熱量で最低限必要な熱量は確保されますが、食事の中身は現在とかけ離れたものとなります。不測の事態に備え、

農地や農業用水を確保しつつ、農業の担い手の育成・確保、農業技術水準の向上等を図り、食料供給力を強化しておく必要があります。

4. まとめ

恥ずかしながら、この日本の食料自給率を調べた機会に食料自給率によってもたらされる影響の大きさに恐れています。

日本の食料自給率の抱える問題は大き過ぎますが、

若手農家が農業の魅力を伝え、農業従事者が増え、日本の野菜をまず自国民が食せば、

世界的な問題である食料自給率の低下を抑える第一歩になるのではないかと思います。

ASOBI農園一のお米好き

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