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野菜

野菜の名前の由来を漢字表記から紐解く

野菜の名前の由来を漢字表記から紐解く

野菜の漢字表記から由来を紐解く

 今回は、野菜を漢字表記した場合どのように書くのか、どのような由来で名前が付けられているのかを調べてみました。
毎日、私たちが当たり前のように食べている野菜たち。
そんな野菜たちはどのような由来で名前をつけられたのでしょうか?

筆者が独断で抜粋した野菜たちを見ていきましょう!

 

ジャガイモ

掘りたてのじゃがいも

掘りたてのじゃがいも

◆じゃがいもの漢字:馬鈴薯(じゃがいも・ばれいしょとも読む)

じゃがいも(馬鈴薯)の由来:16世紀末にオランダ人によって日本にもたらされた際の呼び名のようで、じゃがいものじゃがはジャワのジャカルタから伝わってきたことから、それが変化して、じゃがいもになったそうです。

ジャカルタ→ジャガルタ→ジャガイタ→♩#!・・・→じゃがいも!!!

 

少し無理がある気がします。。。www

 

あずき

画面いっぱいの小豆

秋の味覚である小豆

◆あずきの漢字:小豆(あずき)

あずき(小豆)の由来:アズキは大和言葉からきていると言われています。。

・アは赤を意味し、ツキ・ズキは早く溶ける事を意味しており、調理時間が短い事を意味しています。

・アズ・アヅは崩れやすいを意味しており、煮崩れしやすい事により、あずきと付けられたようです。

・赤粒木(アカツブキ)からあずきとなりました。

 

あずきには何個も由来があるようですね。

 

アスパラガス

テーブルに置かれたアスパラガス

緑が濃いアスパラガス

アスパラガスの漢字:石刁柏(あすぱらがす)※刁は【ちょう】と調べるとでできます。

アスパラガス(石刁柏)の由来:英語のasuparagusからきている。

 

英語表記そのままだなと思いました。

 

インゲンマメ

インゲン豆

栄養豊富なインゲン豆

インゲンマメの漢字:隠元豆(いんげんまめ)

インゲンマメ(隠元豆)の由来:インゲンマメはヨーロッパを経由して中国に伝わり、明の僧であった隠元禅師が1654年に日本に来た際、日本に持ち込んだことにより、インゲンマメは隠元豆と言われています。

 

持ち込んだ人の名前がついている。おもしろいですね。

 

カブ

小蕪

寒い冬を耐え抜いた蕪

◆カブの漢字:蕪(かぶ)

カブ(蕪)の由来:「英語で「猛獣(熊など)の子供」という意味。小さいエンジンでもパワーがある事をアピールするために命名されました。

・・・ってこれバイクのスーパーカブの名前の由来やん!!!。。。すみません。

カブ(蕪)の名前の由来は、かぶりからきており、かぶりとは頭の事です。かぶりものや・カブトと聞けば馴染みがでますよね。カブの根の部分が頭のようま形に見える事から

蕪と名づけられました。

 

かぼちゃ

南瓜

迫力満点の南瓜タワー

◆かぼちゃの漢字:南瓜(なんきん)

かぼちゃ(南瓜)の由来:かぼちゃの名前の由来は、国の名前【カンボジア】からきています。漢字の南瓜は南蛮からきた瓜の意味です。

 

ひらがなと漢字の由来が違うのですね。カンボジアがかぼちゃ、、、ちょっと分かる気がします。

 

キャベツ

キャベツ

シャキシャキ感が命のキャベツ

◆キャベツの漢字:甘藍(かんらん)

キャベツ(甘藍)の由来:キャベツは英語の【cabbage】(キャベッジ)からきています。もともとは頭を意味する言葉でした。甘藍は中国語が由来です。

 

英語由来の野菜って以外と多いですね。

 

ゴボウ

ごぼう

和食に欠かせないごぼう

◆ゴボウの漢字:牛蒡(ごぼう)

ゴボウ(牛蒡)の由来:古く薬草として中国から伝来したもので、漢語が由来となっています。

 

ニンニク

調理前のニンニク

料理のジャンルは問わないマルチプレーヤー「ニンニク」

◆ニンニクの漢字:大蒜(にんにく)

ニンニク(大蒜)の由来:仏教用語の「忍辱」を語源とする説が有力だが、匂悪・匂憎(においにくむ)からきているとも言われています。

 

ワサビ

日本食に欠かせない山葵

山葵は水が豊富で綺麗なことが必須条件

ワサビの漢字:山葵(わさび)

わさび(山葵)の由来:【悪障疼(わるさわりひびく)】の略、【悪舌響(わるしたひびき)】の意味、【鼻迫(はなせめ)】の意味が転じたとされる説が濃厚だが、こじつけと言われています。

 

今回は10種の野菜の漢字と名前の由来、漢字の由来を調べてみました。

英語・中国語からきているもの、味や色・形からきているもの等いろいろな由来があり、おもしろいと思いました。

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